虎と鴎と太陽王の部屋

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エクレール・お菓子放浪記

この映画、実は先週日曜日に新宿で見ようかどうか迷って取り止めましたが、品川プリンスシネマで奇跡的に放映する情報を知り、品川へ向かいました。

この作品の舞台は、戦時中の昭和18(1943)年。
主人公のアキオ少年は、幼い頃に両親と死別して孤児となり、孤児院から感化院へ移り、後に里親へ引き取られ、放浪の身となって旅回りの一座に加わりますが、終戦後は自分と同じ孤児達と仲間になって…。

原作は西村滋の自伝的作品である「お菓子放浪記」で、様々な出会いと別れを繰り返して、戦中・戦後を必死に生き抜いていく少年の姿を描いた内容です。

主人公の西村アキオ役には、数多く出演したミュージカルにて透明な歌声で観衆の心を掴んだ、吉井一肇(はじめ)が映画初出演にして初主役。
アキオに童謡「お菓子と娘」を教える感化院の教師・浜田陽子役に早織(さおり)。
アキオの養母となり、たくましい生き様を見せる野田フサノ役にベテラン女優・いしだあゆみ。
行き場をなくしたアキオを受け入れる旅回り一座の座長には、ベテラン俳優・林隆三。
他にも遠藤憲一、高橋恵子、竹内都子、尾藤イサオ、山田吾一などの個性的ベテラン俳優が、この映画に厚みを加えてます。

この作品の舞台は主に宮城県で撮影されました。冒頭のシーンで登場した北上川河口の葦が生える原っぱや、旅回り一座が上演する岡田劇場などなど、主に石巻市でロケしてましたが、今年3月11日に発生した東日本大震災により、葦の風景は変わり、岡田劇場は壊滅的被害に遭い消失してしまいました。
しかも岡田劇場は、4月23日にこの作品を先行上映する予定でした。

昨日もですけど、この作品を見てるうちに、震災前の美しい風景が今はもう見られない事に加え、主人公の放浪する過程、更に出会った先での温かさで、涙が出て来ました。
しかも戦争と震災、時代は異なるけど、復興へ向かっていく姿は共通してますから。

このアキオを演じた吉井君の一途な生き様と、最後のシーンに登場したのど自慢での、ミュージカル仕込みの歌声には感化するばかりで、とてもじゃないですけど、映画初出演兼初主役だとは思えない、堂々たる演技でしたね。

更に陽子先生や、旅回りの座長・尾上紋三郎、更には遠藤憲一・高橋恵子演じる遠山夫婦、映画館でお世話になるトミ子(竹内都子)と徳さん(尾藤イサオ)が良い味を出してますし、最初はつっけんどんで対応してたものの、最後ののど自慢でホロリと涙を流したフサノ婆さんの変化にも温かみがありました。

実は陽子先生を演じた早織が、あと一役を演じてますけど、これは後でのお楽しみで…。

この作品に出演してたエキストラの方々の中には、東日本大震災で犠牲になられてしまった方々もいます。
昨日見た「星守る犬」も、エキストラの方で亡くなられた方もいました。
そういった意味で、ロケ地が被災地になった作品の映画を見て、犠牲者への供養と被災地の復興になれば良いかなぁと思います。

昨日の「星守る犬」同様、大震災で犠牲になった方々へ哀悼の意を表すると共に、1日も早く被災地が復興する事を願ってやみません。

そして、急遽映画を見るにあたって、原作の文庫本を買いましたが、読んでる時間がありませんでした。
パラパラ、サッと目を通した程度ですけど、登場人物の設定が原作と映画でいくつか異なってるようです。
それは原作を読んでからのお楽しみという事で。(笑)

http://www.eclair-okashi.com/
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  1. 2011/06/19(日) 20:35:36|
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