虎と鴎と太陽王の部屋

阪神と千葉ロッテと柏レイソルをメインに、色々と徒然なるままで書いたブログです

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大鹿村騒動記

今日、錦糸町にある楽天地シネマズにて映画「大鹿村騒動記」を鑑賞して来ました。

この映画を見るきっかけになった理由は、主演を務めた原田芳雄さんが今月亡くなった事により、遺作になってしまったから、1000円で見られる安さの鑑賞代だからです。
原田さんの演技は見ててシブいし、面白みもあるんです。
その原田さんの出てる映画は「奇跡」で見ましたが、いい味を出してたと思いますね。

この映画の舞台は長野県南信地区・伊那地方にある下伊那郡大鹿村。
この大鹿村を舞台にした、人情コメディ的作品が、大鹿村騒動記です。

この大鹿村では、江戸時代からおよそ300年近く続く伝統芸能・大鹿歌舞伎が行われます。
この主役を張って来たのが、原田さん演じる初老の食堂店主・風祭善。
彼はサングラスにテンガロンハットの無骨な男ですが、いざ舞台に立てば観客の視線を一身に集める花形役者です。
が、私生活では女房・貴子に逃げられ18年一人暮らしをしてた或る日、歌舞伎公演を5日後に控えた大鹿村に、駆け落ちした妻・貴子と幼なじみの治が帰って来てから、村に色んな騒動が起きます。

妻は認知症を患い夫の顔を忘れただけでなく、覚えてるのは夫相手に舞台で演じた台詞のみ。
そこへ、リニア新幹線誘致を巡って仲間が対立し、台風による暴風雨まで接近する中、善の心は乱れ「これじゃ歌舞伎なんてやれねぇ!」とキレた事から、果たして一度も途絶えた事のない歌舞伎の幕が無事開くのか…?

主演の原田さんを取り巻く役者陣には、大楠道代、岸部一徳、佐藤浩市、松たか子、石橋蓮司、でんでん、小野武彦、小倉一郎、加藤虎ノ介、冨浦智嗣、瑛太、三国連太郎など豪華キャストで固めます。
監督は「どついたるねん」「顔」「新・仁義なき戦い」「KT」「亡国のイージス」などの作品で知られる阪本順治。

原田さんの最後の演技をスクリーンで見届けながら、放映時間は短めでしたが、笑いの止まらない、中身の濃い作品でした。
特に善と治が貴子を巡っての三角関係がウケましたし、冨浦演じるアルバイトが訳ありで、絡んでくるのもウケました。

が、クライマックスの場面はしっかり締めてて、最後は見入るようにスクリーンを見てました。

実は原作をまだ読んでる途中ですけど、見て良かったです。

最後に、亡くなられた原田芳雄さんの御冥福を、心よりお祈り申し上げます。
原田さん、素晴らしい映画を見せて頂き、誠にありがとうございました。

http://ohshika-movie.com/
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  1. 2011/07/30(土) 23:38:40|
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奇跡

今日、京成線千葉中央駅直結の映画館にて、「奇跡」を見て来ました。

この映画は春先、九州新幹線を題材にした映画があると知って、前売り鑑賞券を早めに買い、映画のノベライズ本を読んでから、今日に至りました。

ストーリーは、大阪にて家族4人で暮らしてたものの、両親の離婚により、兄・航一は母・のぞみの実家のある鹿児島で、弟・龍之介は父・健次と一緒に父の地元・福岡でそれぞれ離れて生活します。
この兄弟は、どうすれば両親がよりを戻して、再び4人で生活を出来るか、連絡をしあいながら策を練ってました。
そんな中、航一の通う小学校で友達から或る噂を耳にします。
「九州新幹線開業の朝、博多から南下するつばめと、鹿児島中央から北上するさくらの一番列車が260キロのスピードですれ違う瞬間に奇跡が起きる」と。
そこで家族で再び暮らしたい航一は友達と共に、列車の交錯地点・熊本県の川尻駅までの旅を練るのに対し、龍之介は地元の生活に順応し始めて、乗り気ではなかったですけど、友達から説得され熊本行きの旅に出掛ける準備を始めます。

兄の航一役に前田航基、弟の龍之介役に前田旺志郎と、兄弟漫才コンビ・まえだまえだの2人が主演を務め、父の健次役にオダギリジョー、母ののぞみ役に大塚寧々、母の実家の祖母に樹木希林、祖父に橋爪功、他にも阿部寛、長澤まさみ、夏川結衣、原田芳雄など豪華俳優陣が脇を固めます。

実生活でも、この映画でも共に兄弟の、まえだまえだの2人ならではのコンビネーションは絶妙でしたね。
兄が俳優業も兼ねているのは、朝ドラ「てっぱん」出演で知りましたけど、弟も既に俳優業を兼ねてたとは知りませんでした。
福岡と鹿児島、九州新幹線で結ばれている2つの都市での生活感が、この映画から感じ取れました。

この「奇跡」の監督は、「幻の光」「ワンダフルライフ」「誰も知らない」「歩いても歩いても」「空気人形」などで、賞を受賞した是枝裕和。
この映画の主役はあくまでも子供達で、童心に帰ったような気分になりました。
この子役として、樹木希林の孫にあたる内田伽羅が弟の友人役として出てましたけど、顔は母・内田也哉子そっくりでしたね。(笑)(ちなみに父は本木雅弘です。)

この映画で登場した福岡も熊本も鹿児島も共に行った事があります。
特に鹿児島のロケ地である鹿児島中央駅は、九州新幹線がまだ開業してない2004年正月、鹿児島中央駅が西鹿児島駅だった頃に行きましたし、鹿児島随一の繁華街・天文館にも行きましたし、その天文館から近い鹿児島銘菓・かるかんの老舗・明石屋にも行きました。
桜島はバスで回った城山から眺めた事がありますけど、まだ行ってませんし、当時は噴火もなかったですし、降灰もありませんでした。

九州新幹線を題材にする作品ですが、鉄道よりは旅情溢れる内容ですし、心温まる作品でしたね。

http://kiseki.gaga.ne.jp/
  1. 2011/06/25(土) 23:45:23|
  2. 映画
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エクレール・お菓子放浪記

この映画、実は先週日曜日に新宿で見ようかどうか迷って取り止めましたが、品川プリンスシネマで奇跡的に放映する情報を知り、品川へ向かいました。

この作品の舞台は、戦時中の昭和18(1943)年。
主人公のアキオ少年は、幼い頃に両親と死別して孤児となり、孤児院から感化院へ移り、後に里親へ引き取られ、放浪の身となって旅回りの一座に加わりますが、終戦後は自分と同じ孤児達と仲間になって…。

原作は西村滋の自伝的作品である「お菓子放浪記」で、様々な出会いと別れを繰り返して、戦中・戦後を必死に生き抜いていく少年の姿を描いた内容です。

主人公の西村アキオ役には、数多く出演したミュージカルにて透明な歌声で観衆の心を掴んだ、吉井一肇(はじめ)が映画初出演にして初主役。
アキオに童謡「お菓子と娘」を教える感化院の教師・浜田陽子役に早織(さおり)。
アキオの養母となり、たくましい生き様を見せる野田フサノ役にベテラン女優・いしだあゆみ。
行き場をなくしたアキオを受け入れる旅回り一座の座長には、ベテラン俳優・林隆三。
他にも遠藤憲一、高橋恵子、竹内都子、尾藤イサオ、山田吾一などの個性的ベテラン俳優が、この映画に厚みを加えてます。

この作品の舞台は主に宮城県で撮影されました。冒頭のシーンで登場した北上川河口の葦が生える原っぱや、旅回り一座が上演する岡田劇場などなど、主に石巻市でロケしてましたが、今年3月11日に発生した東日本大震災により、葦の風景は変わり、岡田劇場は壊滅的被害に遭い消失してしまいました。
しかも岡田劇場は、4月23日にこの作品を先行上映する予定でした。

昨日もですけど、この作品を見てるうちに、震災前の美しい風景が今はもう見られない事に加え、主人公の放浪する過程、更に出会った先での温かさで、涙が出て来ました。
しかも戦争と震災、時代は異なるけど、復興へ向かっていく姿は共通してますから。

このアキオを演じた吉井君の一途な生き様と、最後のシーンに登場したのど自慢での、ミュージカル仕込みの歌声には感化するばかりで、とてもじゃないですけど、映画初出演兼初主役だとは思えない、堂々たる演技でしたね。

更に陽子先生や、旅回りの座長・尾上紋三郎、更には遠藤憲一・高橋恵子演じる遠山夫婦、映画館でお世話になるトミ子(竹内都子)と徳さん(尾藤イサオ)が良い味を出してますし、最初はつっけんどんで対応してたものの、最後ののど自慢でホロリと涙を流したフサノ婆さんの変化にも温かみがありました。

実は陽子先生を演じた早織が、あと一役を演じてますけど、これは後でのお楽しみで…。

この作品に出演してたエキストラの方々の中には、東日本大震災で犠牲になられてしまった方々もいます。
昨日見た「星守る犬」も、エキストラの方で亡くなられた方もいました。
そういった意味で、ロケ地が被災地になった作品の映画を見て、犠牲者への供養と被災地の復興になれば良いかなぁと思います。

昨日の「星守る犬」同様、大震災で犠牲になった方々へ哀悼の意を表すると共に、1日も早く被災地が復興する事を願ってやみません。

そして、急遽映画を見るにあたって、原作の文庫本を買いましたが、読んでる時間がありませんでした。
パラパラ、サッと目を通した程度ですけど、登場人物の設定が原作と映画でいくつか異なってるようです。
それは原作を読んでからのお楽しみという事で。(笑)

http://www.eclair-okashi.com/
  1. 2011/06/19(日) 20:35:36|
  2. 映画
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星守る犬

今日、会社からの帰宅途中、定期で唯一立ち寄れるニッケコルトンプラザ内の映画館にて「星守る犬」を見て来ました。

原作は村上たかしのコミックで、「泣けた本ランキング」第1位、「読者が選ぶプラチナ本」第1位をダブル受賞し、「書店員が薦める一冊」として話題になりました。

ストーリーは、とあるキャンプ場の草むらに放置されたワゴン車から、身元不明の中年男性の白骨化された遺体と、秋田犬の遺体が発見され、北海道は名寄市役所福祉課に勤める奥津京介が、拾った紙切れを頼りに、東京で知り合った少女と共に道中北上しながら、中年男性と犬の足取りを追う旅に出ます。
その中年男性は「おとうさん」、秋田犬は「ハッピー」といいます。

そのおとうさんを演じたのは日本を代表する名優・西田敏行。
そしておとうさんとハッピーの旅の軌跡を辿る孤独な青年・奥津京介を演じたのは、若手実力派俳優・玉山鉄二。
原作に登場しない、北海道から単身上京したものの、東京で偶然見掛けた車から京介と出会い、共に旅する少女・川村有希を演じたのは、人気・実力とも群を抜く若手女優・川島海荷。
おとうさんと熟年離婚するおかあさんを岸本加世子、京介の祖父を藤竜也、道中で出会う人達を余貴美子、中村獅童、温水洋一、濱田マリ、三浦友和など、個性派俳優が演じます。

今までで映画を見て、途中から涙が止まらなかった事はありませんでした。
この映画は福島県いわき市や宮城県東松島市など、3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を被ったエリアでロケをしてます。

最初に出て来た茨城県日立市にある観光ホテルですが、実はこれが東松島にある観光ホテルでロケしたそうです。
そして、コンビニが登場するのはいわきですけど、このいわきで撮影した海岸は津波により風景が一変してしまったそうです。
更に、東松島でのロケにはエキストラさんも参加してて、今回の大震災でお亡くなりになられてしまった方もいるそうです。

人生の夢と挫折、老いと孤独、不況、リストラ、熟年離婚、無縁死など、現代の孕む問題に鋭く斬り込みながら、人と人の絆、人と動物に育まれた愛情を描いた作品ですけど、途中から涙が出て来て、北海道石狩市のカフェにて、おとうさんとハッピーが別れようとするシーンから、キャンプ場の草むらで2人が死に至るまで、涙が止まらなかったです。

題名に込められた星守る犬とは、犬が星を物欲しげに見続けている姿から、手に入らないものを求める人の事を表すそうで、人間誰しもが星守る犬だと思いますし、僕自身も星守る犬なんだと思います。

この泣ける映画に輪をかけて、平井堅の主題歌で更に泣けてきます。

映画を見終えた今でも、思い出し泣きで涙が出てます。(涙)

http://hoshimamoru.com/index.html
  1. 2011/06/19(日) 00:02:44|
  2. 映画
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら

この映画は先週公開されました。
実は先週日曜日に見る予定だったんです。
しかし、突然のぎっくり腰に襲われて、映画鑑賞を泣く泣く断念し、ぎっくり腰の症状も小康状態になりつつあるので、今日一週遅れの鑑賞となりました。

原作は大ベストセラーとなった岩崎夏海の小説。
この岩崎夏海は作詞家・秋元康に師事した事があり、放送作家として多彩な作品の制作に参加し、アイドルグループ・AKB48のプロデュースにも携わった事のある作家です。

この作品は初戦敗退が珍しくない弱小・程久保高校野球部に新しく入ったマネージャー・川島みなみが、野球部を甲子園へ導くと宣言しますが一笑に付されます。
負けず嫌いのみなみは本屋へ駆け込み、マネージャーの仕事に関する本とは何かと店長に尋ねたら、一冊の本を紹介されます。
それはドラッガーの「マネジメント」。
所謂、経営学の本で、一見高校野球と経営学には何の関係もないように思えますが、負けず嫌いのみなみはドラッガーの「マネジメント」を読み、いろんな人々に定義を聞きながら、野球部と共に進化していく内容です。
この川島みなみは、AKB48の峯岸みなみがモデルとされてます。
ただ、演技経験の浅い峯岸には重荷だと配慮したので、川島みなみを演じたのは、AKB48でセンターポジションにいつつ、女優業をこなしてる前田敦子が映画初出演。
なお、峯岸は川島みなみの後輩マネージャー・北条文乃を演じてます。
そして、みなみの幼なじみで心優しい宮田夕紀を演じたのは、若手の新進女優・川口春奈。
野球部のエースに若手急成長株・瀬戸康史、みなみの幼なじみでキャッチャー役に野球経験者の若手俳優・池松壮亮、そして事なかれ主義の野球部監督には、バラエティーもこなす北海道出身の俳優・大泉洋。

映画は序盤、書店店長役の石塚英彦と、書店の客役の青木さやかによる、ワタナベエンターテイメント所属タレントのコントかと思うくらいの不可思議さ。(苦笑)

そして、最初はだらだらしてた空気の野球部が、みなみの真摯さと共に変革しつつ、合間合間にドラッガーの一文を織り交ぜてます。

ストーリーは途中から幼なじみ・夕紀が持病の心臓病が悪化し、野球部が快進撃で進んだ夏の大会予選決勝戦の前に亡くなり、ここでみなみは野球部の前で告白をし、逃げ出します。
その辺から目元が潤みましたね。

その決勝戦がどうなったのかは、原作を読み、映画を見て下さい。(笑)

僕は野球経験が一切なく、小学校時代にソフトボール部に入りましたが、練習の厳しさや人間関係の悪化等が理由で、逃げ出すようにして辞めました。
それ以降も、逃げるようにして辞めた事が多く、根性は今でもハッキリ言って皆無です。(爆)
好きな事以外で続いてるのは大学まで通った学業と、今まで続いてる今の仕事ぐらいですね。(苦笑)

この映画で、映画から真摯さとひたむきさを貰ったような気がします。
ただ、野球部が最近は髪型を緩和してるとは言え、違和感はありましたね。(苦笑)

そして意外な事に前田敦子は左利きで、ボードに左手で持ったペンで書いてたのに、役柄が少女時代に少年野球を経験してた言う事で、打席に立ったのは右打席。
これには驚きました。(笑)

映画は一部で原作と違ってる部分がありますけど、原作者の岩崎夏海が監督の田中誠と共に脚本へ携わってる事から、ストーリー自体の違和感はなかったですね。

この映画を明日観戦する、埼玉西武vs阪神戦の前日に鑑賞したのは、運命だったのかもしれません。(笑)
真摯にひたむきに、明日は阪神の勝利を願って、西武ドームで精一杯の応援頑張ります。

http://www.moshidora-movie.jp/
  1. 2011/06/11(土) 21:58:48|
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